上海市靜安區(qū)で初めての認知癥高齢者向けデイサービスセンターとして、曹家渡デイサ ービスセンターがオープンした。 同センターは、従來の高齢者デイサービスセンターを改築して設立、面積は 600 ㎡。上 海頤家老年事業(yè)発展中心が曹家渡街道から受託して運営、協(xié)力機関として上海第四リハビ リ病院が醫(yī)療面でのサポートを行っている。 多くの高齢者施設では認知癥などの高齢者の受け入れ態(tài)勢を備えておらず、専門施設は 少なく費用も高い狀況にある。上海頤家老年事業(yè)発展中心によると曹家渡地區(qū)には潛在的 に約 2,000 人の認知癥や要介護高齢者が生活しており、同センターを通じてデイサービス や在宅サービスを提供し、予防、リハビリ、介護などを行っていくとしている。
2016年10月19日、李士祥北京市副市長は、同市の「醫(yī)養(yǎng)結合」の実施狀況について報告した。同報告によると、現(xiàn)在、市內の449カ所の養(yǎng)老施設及び養(yǎng)老ケアセンターのうち、 施設內に醫(yī)療施設を設置し、醫(yī)療保険適用拠點の指定を受けている施設が76カ所、醫(yī)療機関の分拠點、または施設內の醫(yī)療施設として認可を受けている施設が63カ所、周辺の醫(yī)療機関と提攜協(xié)議書を締結している施設が286拠點となっており、養(yǎng)老施設における醫(yī)療サービスのカバー率は 94.7％に達している。また、2016 年9月までに市內の社區(qū)衛(wèi)生サービス機構は162萬人の高齢者とホームドクター契約を締結しているとしている。
北京市西城區(qū)では、2016 年 11 月から要介護高齢者を対象にした在宅ケアサービスの利用に対する補助金制度を開始する。最高で月400元の補助金が支給され、補助金によって要介護高齢者による専門サービス利用を促進する。同區(qū)では、現(xiàn)在、サービスを利用する要介護高齢者を約3,800名と見込んでいる。今後、専門員によって高齢者に対する心身狀況、経済狀況等に関する評価を実施した上で、必要とするサービス內容、要介護度、補助金の受給資格等を確定する。補助対象となる在宅ケアには家事、入浴補助、外出付添いなど 10 項目が含まれている。
